2014年02月22日

「たるみ」について

ブログご覧いただき、ありがとうございます。

先日友人から「最近顔のたるみが気になるんだけど・・・」
と相談され、同じような悩みをお持ちの方に少しでもお力になれればと思い、
今回は「お顔のたるみ」についてお話ししたいと思います。

【お顔がたるむ原因】

①骨のゆがみ
②筋肉の衰え
③コラーゲン、エラスチンの低下

①骨のゆがみ
頭全体の骨は23個の骨がパズルのようにつなぎ合わさって出来ています。骨がゆがむとはその一つ一つの骨が上がったり、下がったり、出っ張ったり、引っ込んだり
、捻じれたりと正常な位置より移動する事を言います。移動すると言っても大きく動くわけではありません。ミリ単位の世界で移動するわけです。あとゆがみは1箇所だけとは限りません。多くの場合1箇所のゆがみが影響を出し、別の箇所さらに別の箇所とゆがみが連鎖されていきます。
では、なぜ移動するかと言う原因に関しては、後日お話しするとして、ゆがむ事によってその上に付いている筋肉のバランスが悪くなります。
そうなると、栄養分を運ぶ血液や、不要なものを運んでいるリンパの流れが悪くなってしまい、むくみや脂肪がつきやすくなり結果、見た目でたるんで見えてしまいます。
また、代謝も悪くなりシワ、シミ等を引き起こす原因にもなってしまいます。
頭蓋骨 縫合 顔骨

②筋肉の衰え
お顔の筋肉は表情筋と言われ、その名の通り笑ったり、怒ったり、喜んだり、悲しんだりと、人間の複雑な表情を作る筋肉です。
種類としては約30種類以上あり、身体の筋肉は骨から骨へと付いているのに対し、一部の表情筋は筋肉から筋肉、筋肉から皮ふへと付いているのも特徴と言えます。
また、約30種類もの筋肉がある中で、日常生活では約30%ほどしか使われておらず、非常に鍛えるのが難しい筋肉でもあります。
残念ながら筋肉の力は加齢と共に少しづつ低下していきます。身体も適度に運動しないと衰えていくのと同じように、使わなければ衰えていきます。
ちなみに、怒った時より、笑った時の方が多くの筋肉を使うので、笑う事はとても大切な事ですね。

表情筋 顔 筋肉

③コラーゲン、エラスチンの低下
肌お押すと返ってくるのがお肌のハリや弾力。このハリ、ハリ、弾力を作っているのがコラーゲン、エラスチンと呼ばれるものです。
このコラーゲン、エラスチンは加齢とともに低下し、紫外線を浴びたり、ストレスや、刺激を受けたりしても壊され、また作られにくくなっていきます。
また、1日の中でも朝と夕方では約12%も弾力性が低下すると言われています。

肌 基本構造

次回はそれぞれの原因に対して、当サロンで行っている方法をご紹介致します。